【速報】全日本ハードエンデューロ選手権 第5戦 シコクベルグ大会 レポート
iRCサポートライダー大津崇博選手が圧倒的な強さで2連勝!年間タイトル争いは最終戦へ!
全日本ハードエンデューロ選手権 第5戦 シコクベルグ大会が11月8日・9日の両日、愛媛県新居浜市の西日本砕石株式会社 特設会場にて開催されました。
採石場を利用した国内でも稀な難関コースで、iRCサポートライダーたちが躍動しました。

■難易度を増した全日本級の採石場コース
大会初日は晴天に恵まれましたが、全日本シリーズが開催された11月9日は朝からの雨により、コースコンディションは大きく難化。レースは13個のセクションをつなぐコースを、制限時間4時間で何周できるかを競う形式にて開催されました。
iRCサポートライダーからは、現在ランキング2位の大津 崇博選手を筆頭に、原田 皓太選手、森 耕輔選手、和泉 拓選手、大神 智樹選手、泉谷 之則選手が参戦しました。
🥇 大津崇博選手が唯一の3周回を達成し、2大会連続優勝!
レース序盤、難関の第3セクション(ヒルクライム)で多くの選手が苦戦する中、大津選手が驚異的な走りを見せます。多くの選手がバイクを押して登り切るのが精一杯なこのセクションを、大津選手は「一発」でクリアしトップに浮上。
さらに、今大会最難関の第12セクション「カールズ小ナー(カールズショウナー)」でも大きなミスなく突破し、後続を大きく引き離します。大津選手はそのままの勢いで独走体制を築き、4時間の制限時間内にこの日唯一となる3周回をクリア。圧倒的な強さを見せつけ、2大会連続の優勝を飾りました。
この結果、大津選手はランキングトップの大塚選手に7ポイント差まで詰め寄り、年間タイトル獲得に向け非常に有利な状況で最終戦を迎えることになります。
【ライダーコメント:大津 崇博 選手】
「前半からトップに立ち気持ちよく走ることができました。2周目の途中からマシンにトラブルを抱えながらの走行となりましたが、逆にこれが絶対にミスができない状況を作り、集中力が増し、今日の好結果につながった要因でもあると感じています。最終戦もしっかり勝って、チャンピオンを目指しますので、応援よろしくお願いします。」

粘りの走りで追い上げた原田皓太選手
第3セクションでラインに時間を要した原田 皓太選手ですが、中盤から集中力を高め順位を挽回。一時は中盤ほどのポジションから3番手まで追い上げに成功しました。原田選手は1周目後半に内圧が上がったリアタイヤの空気圧をわずかに下げる調整を行うことでグリップを取り戻し、その後は安定した走りで粘りを見せました。
【ライダーコメント:原田 皓太 選手】
「前半のセクションで少し時間を使ってしまいましたが、そこから集中し、少しずつ順位を上げることができました。途中上がってしまったリアタイヤの空気圧を調整してからはミスも減り、しっかりと走りきることができました。月末の最終戦も頑張りますので応援よろしくお願いします。」

最終戦は茨城・オフロードパーク白井!タイトル獲得へ!
全日本選手権の年間チャンピオンを決める最終戦は、11月30日に茨城県のオフロードパーク白井で開催されます。
最終戦の舞台となる白井は「石の多い沢」が有名ですが、土成分の多いヒルクライムやキャンバーセクションも多く、タイヤ選択が非常に重要となる会場です。iRCサポートライダーのほとんどが、今大会と同様にハードエンデューロタイヤ「iRC TIRE JX8 GEKKOTA」の使用を予定しています。
【iRCユーザーの皆様へ】
白井の石とゲコタコンパウンドの相性は抜群です。
サポートライダーは非常に柔らかいムース、またはチューブ仕様の際には0.3kgf以下(場合によっては0.2kgfほど)での超低圧セッティングを予定しています。ぜひご参考にしてください。
シーズン後半に入り調子を上げ、チャンピオン獲得が目前に迫る大津選手を始め、iRCサポートライダーにご声援をよろしくお願いいたします!
JX8 GEKKOTA
本場アメリカのエンデューロクロス、ハードエンデューロ用に開発した進化版ガミータイヤ


既存のiX-09W GEKKOTAに似たパターンですが、デュアルコンパウンドを採用することでサイド剛性がUP、よりハイスピードに対応したタイヤになりました。 ガレ場、根っこ、キャンバー等滑りやすい路面において高いグリップ力を発揮します。 またサイド剛性が高いことで、iX-09W GEKKOTAと比較しパンクのリスクも低減されています。![]()
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メーカー別車種適合表
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