【2021/11/21】JNCC 最終戦阿蘇ーiRCライダー2名が表彰台
熊本県の阿蘇で開催されたJNCC2021シリーズ最終戦に358名のライダーが集結。最高位のCOMP-AA1クラスに出場したiRCライダーの内嶋亮選手が5位、鈴木涼太選手が6位で表彰台。また来年からCOMP-AAへの昇格が決まっている小菅泰輝選手がCOMP-Aクラスで優勝(総合12位)となりました。
広大な阿蘇山を利用した約14キロという非常に長いコースで黒土、アスファルトから構成されるコース。難所は少ないものの時間経過とともにギャップが深くなるため周回毎に難易度が上がるようなコース。
内嶋亮選手
COMP-AA1クラス 5位
車両: KTM250SXF
フロント: iX-09Wチューブ(0.55kgf)
リア: M5B EVO (0.48kgf)
手の負傷により衝撃吸収性の高いiX-09Wをフロントに選択。リヤタイヤはブロック高によるハイグリップと140というエアボリュームとタイヤ幅による接地面積の獲得による安定感を優先。ブロックが高いことでキャンバー路面(斜めの地面)でも食いつき、ライン選択の自由度が向上。140サイズはピックアップ、レスポンスという観点では劣勢にあるが、路面を捉え追従性に貢献するため終始安定したライディングを達成できた。また、レース終了後のタイヤの磨耗もとても少なく、レース後半にペースダウンせずに走れたことに大きく貢献してくれた。
鈴木涼太選手
COMP-AA1クラス 6位
車両:YAMAHA YZ450F
フロント: VX30 (0.7 kgf 相当ムース)
リア: VX30 (0.6 kgf 相当ムース)
今回は九州にある阿蘇山付近のクロスカントリーでのレースでした。僕自身初めてのコースで、レース前日の下見の具合ではかなりのハイスピードだと言うこと、コース幅も狭くかなりテクニカルなコースになっていました。マシンはモトクロス用のYZ450Fをエンデューロ仕様にセッティングし直して持ち込んでの参戦になりました。タイヤはハイスピートなコースという事で前後固めのVX30をチョイスしましたが、コースと非常に相性良かったです。今年のレースではトップ集団に絡むことは去年より確実に増え、1周目のペースをうまく乗せれるかなど来年に繋げれるヒントを沢山得る事ができました。来年はトップ3。優勝を確実に狙っていけるように細かなテクニック、全体的なペースの上げ方などを主に練習をしていきます。