SUGOアタックエンデューロ 予想外の難易度に大反響、前後ゲコタ推奨レース

SUGOアタックエンデューロ
日時:5月3日
会場:スポーツランドSUGO
天候:晴
コンディション:
PHOTO&TEXT:稲垣正倫

スポーツランドSUGOの敷地全域を使い、ストレンジモーターサイクルの和泉拓が腕によりをかけてコースを開拓。チャレンジクラス90分とアタッククラス180分の2クラスが用意された。

難所系エンデューロレースの登竜門的なレースとして認知されていたが、レースが終わってみると、アタッククラス71名のエントリー中、56名が一周できずにタイムアップ。チャレンジクラスも、エントリー65名中、52名も一周できずにレースを終える結果なった。合計で108名ものライダーが一周できないというG-NET並みの超難関レースに。スタートしてすぐに待ち受ける、もはや名物と言ってもよい5段ステアは話題に。また、パドックヒルという名が付けられたヒルクライムは相当な難関に。激下りに関して言えば、特に新しく発売されたフロントのゲコタが大活躍。レース会場でも、急遽ゲコタに交換するライダーが多く見受けられた。

アタッククラスで優勝したのはKTM250EXCを駆ってコースを3周した木村吏。ゲストライダーの近藤有介、藤原慎也らをさしおいての激走で、レース序盤にチャンバーが外れてしまうトラブルに見舞われながらも、圧倒的な強さを発揮。

レース翌日には和泉拓らによる講習会もおこなわれており、こちらも好評。来年にむけて、評判が高まっており、はやくも期待の声がかかる。