JNCC第3戦 難コース広島の沢やウッズの登りでiRCの真価を発揮

JNCC 第3戦 ビッグディア広島
日時:4月10日
会場:広島県テージャスランチ
天候:晴
コンディション:マッド&ドライ

今年は第3戦での開催となったJNCC広島。このコースは牧場を使用しているため、広大な牧草地ステージがメインで、沢やウッズをつないで走るテクニカルなコース。今回は木曜日の雨の影響がまだ残っていて、少し湿り気を残していたが、全体的にはドライコンディションだったと言えるのではないだろうか。

レースでは地元、広島の熊本悠太がiRCタイヤを履いてCOMP AA1クラスに出走。熊本は昨年までのYAMAHA YZ250FXからBetaRR2T300に乗り換えての参戦で、タイヤは昨年このコースで総合6位を取った時と同じチョイス。リヤのVE33は特に熊本のお気に入りだ。1コーナーを2番手で通過し、先頭集団を走りつつも、序盤に転倒。右手を負傷してしまう。その後も痛む右手をかばいつつ粘りの走りを見せたが、2時間を過ぎたところでリタイヤとなった。右手は数針縫う手術を受け、その他に、肋骨にヒビも入っていたという。

熊本悠太
TEAM BETA バイカーズベア CFC
RR2T300
前:ix-07s(空気圧1.2)後:VE33(空気圧0.8)

今回はBetaでのJNCCデビューでした。Betaのトルク、パワー、そしてタイヤの安定したグリップのおかげでスタートがうまく決まり、2番手で1コーナーに入ることができました。今年から一部モトクロスコースもできましたが、テージャスは牧草、沢、ウッズなどが多いエンデューロコースなので、タイヤの選択は良かったと思います。すり鉢のウッズ登りは厳しいラインでも全周ノーミスでクリアすることができました。情けないことに序盤の腕上がりからミスをしてしまい、転倒、負傷してしまいました。怪我のダメージが大きく、2時間過ぎ10周でDNFとなってしまいました。