中井選手 筑波TT レポート

今年も筑波ツーリストトロフィーin March FT2クラスに参戦しました。
このクラスは一昨年、タイヤコントロール制によりバイアスタイヤに限定されレース参加のコストを抑えることができるクラスです。
それゆえ人気の最も人気のクラスで、今回も30台の参戦と激戦必至の模様です。
昨年頃から、iRC RX-01 SpecR(以下iRC)を選ぶライダーが増え、今回の参加者のほとんどがiRCユーザーとなっています。


私は、このクラスはスパーダが多い中、VT250FGで参戦です。

肌寒さもなくなった午前の予選。
前列から飛び出し、ベストタイムを狙います。
一周目はタイヤを温める程度にし、二周目にタイムアタックします。
1分11秒後半がでましたが、まだまだ走りには余裕がありました。
しかし3周目、最後にピットアウトしたライダーにひっかかり、タイムアップができません。
その後クリアーを取れず、予選6位になってしまいました。
さすが、最多の30台が参戦するクラス。
TOPタイムは10秒台。
250ccの2気筒でこのタイムは数年前のラジアルタイヤのタイムとほとんど変わらないと言えます。
午後の決勝は晴れたおかげで暖かい春らしい天気の中でスタートです。
6位のポジションは筑波の伝統である日章旗スタートを見るにはもってこいの場所です。
このポジションからジャンプアップをしたいところです。
しかし、スタートは失敗。
9位ぐらいまでポジションダウンしてしまいました。
しかし、低温からグリップするiRCなら1ヘアでもインから入る、無理なラインでも滑る様子はありません。
一気に6位まで順位をもどすことができました。
その後、一時5位まで上がったものの、抜かれ、6位に後退、そしてチェッカーとなりました。
今回の6位までの入賞車両はすべてiRC RX-01 SpecR 装着車。
DSC_0238.JPG
圧倒的にサーキットでバイアスタイヤならiRCが有利ということが確証されたレースになりました。
次戦は6月。
準備期間も短いのですが優勝めざしてがんばりたいと思っています。