中井選手 筑波TT FT2レポート

梅雨の合間におこなわれました筑波ツーリストトロフィー in July フロンティア2クラスに参戦しました。
本レースは、一番参加台数がある人気クラスで、2気筒で250cc、そしてバイアスタイヤで争われます。
今回は梅雨にもかかわらず、38台と近年アマチュアレースでは見ることのできないほどの参加台数となりました。
私の車両は1986年製のVT250FGです。
フロンティア2クラスは昨年より、タイヤコントロール制が導入されバイアスタイヤが指定されることとなりました。
昨年の第1戦はわずか1台の装着だったiRC RX-01 SpecRはわずか1年ほどで約70%の装着率となり、レース用バイアスタイヤとして定着しつつあります。
今回もiRC RX-01 SpecRを前後装着し、予選を走行しました。
雨も降らず、路面温度は30℃弱です。
筑波サーキットで38台の予選走行となればなかなかクリヤーラップが取れず、ベストラップが出にくい状態です。
そんな状態のなか、コースレコード1分11秒2をだすことができ、一時は予選トップに。

短い時間の予選で、温度があがりやすく、最大グリップをひきだせる、iRCならではの走りです。しかし、さすが激戦のこのクラス、結果的には2/100秒差で2位となってしまいました。
筑波で1分11秒といえば、私が以前ラジアルタイヤで走ったタイムとさほどかわりません。iRC RX-01 SpecRの高いパフォーマンスに驚きました。
小雨が散る決勝レースでは、残念なことに2周目で転倒、リタイヤとなってしまいました。1周目でミスをしてしまい、あせってオーバーランしたのが原因です。
レースの結果は6位までの入賞者のうち4台がiRC RX-01 SpecRを装着していました。
次戦もiRCの装着率があがることは間違いないようです。
私も次戦こそは、表彰台!目指します!