吉田選手 レアル1近畿シリーズ第3戦 レポート

朝から小雨の降る天候で気温は20℃以下の涼しい天候でレースが始まりました。
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天気予報では昼過ぎには雨が止む予報でしたが結局一日中振ったり止んだりを繰り返す非常に難しいコンディションで波乱の展開が予想されました。
この日の21インチクラスのエントリーは私1台だけでしたが17インチ勢にどこまで食い込んでいけるか挑戦です!
タイムアタックの時には雨が止んで何とかライン上はドライの状態で所々にウエットパッチが残るコンディションでしたが、トップタイムから約3秒落ちの60台中13位のタイムで何とかAクラス入りできました。
各クラス第1ヒートレースの時に激しく雨が降り出してレインタイヤを用意している各ライダーはタイヤ交換祭りを所々でしていました。
私の走るAクラス第1ヒートでは15台の中レインタイヤ勢が13台となり、レース中のペースが違いすぎて危なくないかとスタート前に緊張しましたが、レースがスタートするとさすがにレインタイヤ装着車には勝負は敵いませんが、雨で水溜まりが所々できているコンディションでも思いのほかGP-210の接地感に助けられて不安感は全く無く最下位でしたが無事にゴールしました。
第1ヒートが終わってから雨が止んで次第に路面が乾いてくると、今度は先ほどレインタイヤに交換していたライダーがスリックタイヤやSPタイヤに交換合戦です。
Aクラス第2ヒートレースの時にはほとんど路面が乾いているコンディションになりましたがこの日の気温は20℃にも達していない天候だったのでタイヤウォーマーを使えないレアル1のルールではハイグリップタイヤ勢には苦しい展開でした。
Aクラス第2ヒートレースの私のグリッドは14番です。
スタート直後からのGP-210のグリップ立ち上がりは抜群で2ラップまでに3台抜きと2台の転倒で合計5台抜きできました。それからもう2台抜きで今シーズンベストリザルトの7位でフィニッシュしました。
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今回のレースでは、コンディションが目まぐるしく変化して気温も低い状態でハイグリップタイヤ勢にはその対応に追われて大変な状況でしたがGP-210はそんな時でも安定していました。
次回のレースは中部シリーズと近畿シリーズの最終戦が合同で愛知県の美浜サーキットでありますのでアウェイの地でどこまでGP-210が食い込んでいけるか楽しみです。
抜群のコストパフォーマンスで安定した性能を発揮するGP-210で17インチハイグリップタイヤ勢と対等にバトル出来る快感を皆さんも是非体感してみて下さい!