現象 “チューブの損傷”
原因
●低圧走行によるチューブ揉まれパンク
→写真Cは低圧状態で長時間使用したチューブです。タイヤ内側とチューブが擦れることによってチューブが摩耗し、パンクにいたります。チューブにもタイヤコードで擦れた跡(タイヤコード跡)が確認できます。
●リムのビードシート部の加工不良による損傷
→写真Dの〇部分に、チューブのリムと接する部分に並行した2本の筋状痕が確認できます。これはリムのビードシート部に残っていたリムのバリが、チューブを傷つけた痕跡です。チューブを交換しても同じ箇所でパンクする場合は、リム本体とビードシート部に異常がないかを確認してください。
お願い
タイヤ交換時には必ず新品チューブ/リムバンドを使用してください。エア漏れやチューブの損傷が激しい場合は直ちに使用を中止し、パンク修理またはチューブを新品に交換してください。
タイヤの空気圧は自然に低下します。車両メーカーの指定空気圧以下にならないよう、乗車前に空気圧の確認をしてください。