チャンピオン前橋孝洋がJEC初開催のアルコピアで復帰戦5位

2019-09-13 2019-10-25

稲垣正倫

JEC全日本エンデューロ選手権第2戦アルコピアオフロードランド中日本大会
日時：2019年5月18、19日
会場：岐阜県アルコピアスキー場
天候：晴れ
コンディション；ドライ
PHOTO&TEXT：アニマルハウス

初めて全日本エンデューロ選手権に選ばれた岐阜県アルコピアスキー場は、普段レースで使われていないことから固く荒れていて、攻め込めば攻め込むほどリスクが増える難しいコース。オープンエリアの中嶋氏とモンドモトの市川氏によって作成されたコースレイアウトは、スピードが試されるCT1とテクニカルさが求められるCT2とで色分けされていた。

2デイズ開催されるレースでは2ラウンドに分けられることが多い中、今回はクラスごとに走行日が分けられ、IAクラスは2日目日曜日のアタックとなった。

昨年度のタイトルホルダー前橋孝洋は、膝の故障からの復帰後初レース。最初の計測となる2本目の走行はCP1-2は5番時計、CP2-2は7番時計と悪くない滑り出し。さらにCP1-3では鈴木健二、釘村忠に続く3番時計を記録した。

途中小さなクラッシュがあったものの5〜9番に安定させ、最終計測ではCP1、CP2ともに4番時計でフィニッシュ。総合5位でレースを終え、調子の回復を示した。

今年もISDEに挑戦する荒川一佳は15〜17番時計を推移、最終計測CP2-6で14番時計を出し16位でレースを終えた。今年からマシンをEC250にチェンジした在原勉は、CP2-4で15番時計を出し総合17位。ベテラン大川原潤はほとんどのテストを自身のゼッケン19以上の18番時計に安定させCP2-2は15番時計、総合で18位という成績。