JNCC第2戦 熊本悠太が地元の広島でフロントタイヤVE35の真価にチャレンジ
JNCC 第2戦 ビックディア広島
日時:4月16日
会場:広島県テージャスランチ
天候:晴
コンディション:マディ
PHOTO&TEXT:アニマルハウス
日本最大級のクロスカントリーJNCCは今戦もエントリー総数300台を越える大盛況。第2戦、西日本全国大会の会場となった広島県テージャスランチはJEC全日本エンデューロやハードエンデューロG-NET戦なども開催される起伏に富んだコース。さらに前日には雨や雹に襲われ、コースはマディコンディションに。
多くのライダーがコースコンディションを考慮してコンパウンドの柔らかいiRCタイヤをチョイスする中、熊本悠太もフロントVE35、リアVE33で参戦した。
熊本はスタート5~6番手につけ、順調な出だし。多くのトップライダーが転倒する中、3周目まで転倒もなくスムーズにレースを展開をするも、ベストライン上のスタック車を避けたところ深いワダチにハマってしまい、根っこでチェーンを掬われクランクケースを破損。残念ながらレースはリタイヤとなったが、それまでの熊本のスムーズな走りは、VE33・35の広島との相性を裏付けるものと言える。
熊本悠太
Team Beta バイカーズベア
Beta RR2T300
前:VE35(ムース)
後:VE33(ムース)
「今回途中でマシンを壊してしまったんですが、それまで一回も転倒しませんでした。VEは沢とかウッズでも全く問題ないですね、どこでもゴリゴリいきます。フロントはiX-07Sをチョイスすることが多かったんですが、VE35は岩とかロックセクションとかによくて、テージャスに向いてるんじゃないかと思い選びました。コンパウンドもiX-07Sよりも柔らかいし、ブロック幅も広いので、今日みたいな粘土質の、前日に雨が降って晴れた日はハイスピードになるから泥もつかないし、気に入っています。結果はちょっと悔しいので、また体力作りしてJNCCに出ようかなって考えています」