JEC 第2戦 プラザ阪下
7月27日にJEC(全日本エンデューロ)第2戦がJEC初となる会場、プラザ阪下で開催されました。
日本では珍しく河内長野駅から徒歩で会場に足を運べるコースとあり、レース関係者だけでなく一般の来場者も数多く見受けられました。
駅から近いから観戦者が多かった訳ではなく、関西の参戦者の自発的なチラシ配りやコース設定も来場者が見学しやすい様に見どころをメイン会場近くに設定するなど、プロデューサーであるIAライダーの吉川選手はじめ、スタッフの皆様の相当な努力があったからだと思います。
JEC 第2戦でのiRCのサポートライダーのタイヤチョイスは下記の通りです。
和泉拓選手 フロント:BR-99 リア:TR-011ツーリスト
小菅浩司・泰輝選手 フロント:iX-09W リア:BR-99
柳原博一選手 フロント:iX-07S リア:BR-99
大和芳隆選手 フロント:iX-07S リア:TR-011ツーリスト
和泉拓選手は開幕戦で痛めた膝靱帯が完治しないままの参戦。1周目の丸太越えで激しく転倒、その後も転倒の際頭部を岩に強打したものの競技継続。ファイナルクロスではスタートに成功し、暫く2位をキープしていましたが鈴木健二選手に抜かれ3位でフィニッシュ。圧倒的に不利かと思われたTR-011ツーリストでのファイナルクロス3位には驚きました。転倒などによるタイムロスなどもあり最終的に10位という結果となりました。
ファイナルクロス終了後、ガッツポーズの和泉選手
本当シビれましたよ。
小菅選手はレース直前、毎日の様に走り込んでの参戦。終始落ち着いた、かつアグレッシブな走りで7位となりました。前日もテントの中の温度計が40度を超す中、泰輝選手とモトクロスコースでひたすら練習していました。とんでもない体力です。。。
IBの小菅泰輝選手は開幕戦同様3位入賞。今回はモトクロスIAの矢野和都選手、小林雅裕選手も参戦され両名共に圧倒的な走りでワンツーフィニッシュ。小菅泰輝選手は殆どのテストで3,4位をキープし、ファイナルクロスも3位でフィニッシュしました。
柳原博一選手は出発前夜にマシンが故障、急遽別のマシンでの参戦。なかなかタイムが伸びないとの事でしたが、順調に走破し5位。
ナショナルクラスの大和芳隆選手は今年ISDEに参戦される事もあり、今年の練習量は大幅に増加。土曜日もエンデューロアカデミーでみっちりと練習した甲斐もあり、全日本で初めて5位入賞。おめでとうございます!
今年もiRC製品を装着して参戦して下さっているダートスポーツの宮崎さんも滑りやすい路面でのタイトターンに苦労するも自己ベストの8位という結果になりました。
宮崎さんはフロント:iX-07S リア:BR-99の組み合わせでの参戦でした。
今回のプラザ阪下も熱い思いの込められた大会でした。
日本各地から集まる参戦者へたこやきの振る舞いがあったり、クラスに関係なく皆が参戦者をサポートする姿などが見受けられ素晴らしい大会でした。
次戦、日高も楽しみにしています!