RMC810

一般的に、耐摩耗性を追求するとグリップ力が下がり、グリップ力を追求すると耐摩耗性が犠牲になりがちになるところ、RMC810はどちらもバランスよく性能を発揮することを目指して開発した。

STRUCTURE / 構造

極太ナイロンとアラミドによるタフな作り
ベースに極太ナイロンコード、ベルトには強靭で軽量なアラミドコードを採用。0度ベルト構造のアラミドコードを使用することで、剛性感を維持しつつしなやかな乗り心地を実現。ツーリングを気持ちよく楽しむことができる。

PATTERN / パターン

太いワイドグルーブで高い排水性を確保
スポーティーで太いワイドグルーブと、センターからショルダーまで変化の少ないネガ比（トレッド面における溝の比率）により、コーナリング中も直進時と同等の高い排水性能を確保。突然の雨でも不安のない走行を可能にする。偏摩耗を抑制するため、フロントタイヤはリアタイヤと逆向きのパターン配置を採用。

COMPOUND / コンパウンド

シリカ配合コンパウンド*が高いグリップ力を発揮
ZRレンジでは、シリカ配合のコンパウンドを採用したことにより、一般的なツーリングラジアルタイヤより断然早い、トップクラスの温度上昇率を実現した。初期走行時から発揮される安定したグリップ力は、ツーリングからワインディングまで幅広くカバーする性能を獲得している。

PROFILE / タイヤ形状

穏やかな断面形状による素直なハンドリングと安定感
フロントタイヤは、直進からフルバンクまで形状変化の少ないプロファイルを。フロントより大きな力がかかるリアタイヤには、安定感重視の大きなクラウンRのプロファイルを採用した。前後ともに穏やかなプロファイルにすることで、直進時やコーナリング時も変わらぬ安定性を実現。この安定感は、旋回時のクイックな動きが苦手なライダーに歓迎されるだろう。