世界最大のエンデューロレースISDEに滑川勝之選手が日本人唯一の参戦

世界最大のエンデューロレースISDE国際大会が 8月30日から9月4日イタリアで開催。

今年日本人として唯一ISDEに参戦し、見事完走したiRCサポートライダー滑川勝之選手のコメントと写真を紹介いたします。

【ISDEとは】

1913年に第1回大会が開催された最も歴史のあるオフロードレースISDE(International Six Days Enduro)。その名の通り6日間かけて競われる世界最大のエンデューロレース。オンタイム形式が採用されており、コースの中にスペシャルテスト(走行タイムを競う区間)が設けられ、そのタイムで競われる競技方式。

同大会は2020年に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症の拡大により、2021年の開催へ延期され、ようやく開催にこぎつけた。今大会には658名ものライダーが集結。

【滑川選手のコメント】

「ちょうどアリタリア航空が7月9日より再開、ワクチンも出発10日前の8月20日に何とか接種でき、行ける条件がうまく全て揃いました。2014年のISDEアルゼンチンで知り合い、2018年チリでジャージを交換してもらい、『ナメック(滑川選手のニックネーム) next yearイタリアで待ってる』とISDEに13回も出場しているGuerrino ZANARDより声をかけていただき。彼がスポンサーをしているイタリアの名門team Jolly Racingの協力の元GASGASの350で走らせてもらいました。iRCTIREより2017年フランス、2018年チリ、2021年イタリアと3回共タイヤを現地へ輸送していただき、何1つ不安なく走りきる事ができ、完走できました。コロナ禍だからと諦めてしまうのは簡単な事ですが、どうしたら行けるのか様々な方に相談し、アドバイスをいただきながらひとつひとつクリアしていけば不可能な事はないことがわかりました。何年もサポートしていただき、人間としても成長させていただきました。ありがとうございました。」