【2021/08/28-29】JNCC第6戦 東北初開催Blueリゾート箕輪で鈴木涼太選手、内嶋亮選手が活躍!

JNCC(全日本クロスカントリー選手権)第6戦が、福島県耶麻郡の第一級スキー場「Blueリゾート箕輪」で開催されました。震災後の東北復興の支援という事で、今後東北での開催を計画しているなか、今回初の東北開催となりました。

最高位クラスCOMP-AA1で、弊社サポートライダーの鈴木涼太選手が7位、内嶋亮選手が9位と2名がTOP10入りする活躍を見せました。

今回の会場となった「Blueリゾート箕輪」ですが、あまり難しいセクションはなく、ゲレンデ、林道、下りの大きく分けて3つのコース。またスタート地点は1,050mで最上部が1,500m高低差450mとかなり斜度がきつく、路面に岩が式詰まっているため、下りでのバイクのコントロール力が求められるコースに。レースは全体的にハイスピードな展開で特に直線的な長い下り坂では、スピードに慣れている選手とそうでない選手との間でかなり差が生まれる展開となりました。

鈴木涼太選手はスタート時エンジン始動に手間取り最後尾あたりでの発進とかなり出遅れたものの、1周目を9番手で周回、その後林道セクションで転倒をし10番手に後退するがその後ペースをつかみ徐々に順位を上げ、最終7位でフィニッシュ。

鈴木涼太選手

車両:YAMAHA YZ250FX

フロントタイヤ:VX30(ムース)

リアタイヤ:VX30

サポートライダー最高位の鈴木涼太選手のコメント

前大会の反省点の"スタンディング"を積極的に取り入れる事が出来たため、身体の疲労は抑えて後半に体力を温存する事が出来ました。課題はスタートから前半で、トップのペースを掴みレース全体のペースアップが必要な点。またタイヤのチョイスについては、空転してブロックが早くなくなるのを防ぐためにコンパウンドが硬めのVX30をチョイスしました。下りの時に岩も多く、はじかれると思ったが、そうでもなくフィーリング的に良かったです。M5BEVOよりブロック高は低いものの、しっかりとグリップし左右のヨレが少なかったと思います。リアブレーキ使用時のリアタイヤのコツコツ感はあるが、ライン取りやブレーキのかけ具合を調整し走りに違和感を感じずレース後半にもリアのヨレ感は感じませんでした。」

COMP-AA1 9位 内嶋亮選手のコメント

車両:KTM250SXF

フロントタイヤ:VX30(ダブルチューブ)

リアタイヤ:M5B EVO(ムース)

「フレッシュなゲレンデは柔らかい土質が予想されるため、タイヤブロックの刺さりが良いVX30をフロントに、M5BEVOの140サイズをリアに装着。リアタイヤは耐パンク性を意識して新品ムースを使用、空気圧換算では0.6から0.7ほどでクロスカントリーとしてはやや高めだが、柔らかい土質という事を考慮しチョイスしました。」